社会

人材育成・社員とのかかわり

人材育成

人材についての考え方

「社員の尊厳と自主自律」を重視した5項目を人材に対する理念とし、社員の能力と意欲の向上に努めています。

  • (1)社員はかけがえのない財産です。
  • (2)自分の能力向上に努力を傾注する社員を積極的に支援します。
  • (3)挑戦して成果を上げる人を重視します。
  • (4)個性の尊重による協創を目指します。
  • (5)自主性および自己責任による自己管理を重視します。

人材育成についての考え方

当社では、多様な人材が能力を最大限に発揮し、企業の価値創造に繋げることを目的に多様性の確保に取組んでおります。
「外部環境の急激な変化に対応できる思考・行動様式を持ち、主体的にキャリアを切り拓く人材の育成」を掲げ、基本的なビジネススキルの向上だけでなく、ビジネスパーソンとして「自律性」「社会性」「倫理性」について考え、意欲の向上と成長に繋げています。

人材育成マネジメント

仕事を通しての育成であるOJTを基本として、PDCAサイクルをしっかりとまわせるようになることを目的に、継続的な指導とコミュニケ-ションの向上に努めています。運用面では、原則として社員と上司との間で年5回の面談を実施し、目標と活動の評価を繰り返しています。
教育研修においては、若手社員、管理職、管理職候補社員、女性社員、またICT事業の基盤となるシステムエンジニア等幅広く育成に力を入れています。

  • (1)若年層の能力強化
  • (2)管理職候補の育成
  • (3)管理職のマネジメント力強化
  • (4)多様な人材(女性・シニア)
  • (5)システムエンジニア

人材育成プログラム

将来を支える若年層の能力強化には特に力を入れており、入社5年次までの若手社員に対する基礎力強化プログラムを2013年度より実施しています。昨年度までに464名の社員が受講しています。

経営人材の育成においては、10年後の当社の経営及びマネジメントを担う「コア人材」の育成を目指し、選抜型研修を実施しています。管理職候補、新任管理職向けの研修を経て、次代の経営を担う選抜課長、選抜部門長には、経営人材に求められる視座、視野、見識、胆識を涵養しており、コーポレートビジョンを達成し、社会に貢献し続ける企業であることを目指しております。

システムエンジニアの人材育成について

当社のICTビジネスは、公共団体、学校、民間企業といった複数の市場に対して、ネットワーク・インフラ等の情報基盤や業務システムにおける幅広い技術を提供しています。その中で、システムエンジニアに対しては、複数の専門領域にまたがる多様な価値を統合して全体最適を実現する「システムズエンジニアリング」を重視し、それを担えるICT人材の育成を行っています。

育成期である入社1~2年次の間には、SEとしての知識教育だけでなく、独自の育成体系として様々な市場や技術分野のプロジェクトをローテーションし、様々な組織風土や文化にも触れることで、広範囲に専門性を発揮できる技術基盤作りに取組んでいます。以降は、担当分野の経験を重ね、より専門性の高い技術や、各市場の深い業務知識習得を目指し、分野ごとの教育・研修計画を基に、個人の学習目標に沿った成長促進を行っています。さらに、ビジネスや技術ニーズの変化に備えて、将来必要となる技術や知識についても獲得できるよう、全てのシステムエンジニアへ持続的な学習と成長を促すために、様々なICT技術に関する資格取得の支援や、AIやDX、データサイエンス等の最新動向、技術経営(MOT)等の学習機会を提供しています。

社員の研修費⽤

年間教育投資額 年間費用の推移

単位:千円

84期(2021年度)85期(2022年度)86期(2023年度)
全社員の研修関連費用169,839170,670184,860
一人当たりの研修費用130134142

※一人当たり=全社員の費用/正社員数

内田洋行グループ 主要な資格保有者数

ICT関連資格

資格名人数
情報処理安全確保支援士(情報セキュリティスペシャリスト・情報セキュリティアドミニストレータ含む)63名
システム監査技術者8名
ITサービスマネージャ8名
データベーススペシャリスト11名
ネットワークスペシャリスト(オンライン情報処理技術者含む)19名
プロジェクトマネージャ21名
システムアーキテクト(特種情報技術者含む)24名
ITストラテジスト(システムアナリスト含む)5名
応用情報技術者(ソフトウェア開発技術者・第一種情報処理技術者含む)132名
基本情報技術者(第2種情報処理技術者含む)371名
情報セキュリティマネジメント52名
ITパスポート試験(初級システムアドミニストレータを含む)511名
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)19名
公認情報システム監査人2名
ITコーディネーター9名
教育情報化コーディネーター(1級、2級、準2級、3級)53名
G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)6名
統計検定(1級、準1級、2級)2名
データサイエンティスト検定1名
ITIL ファンデーション29名
Cisco Certified Network Associate(CCNA)28名
Vmware関連179名
CompTIA CORE(A+,Network+,IT Fundamentals+,Security+)476名
CompTIA INFRASTRUCTURE(Cloud+,Linux+,Server+)135名
CompTIA CYBERSECURITY(CASP+,CySA+,PenTest+)19名
CompTIA DATA AND ANALYTICS(Data+,DataSys+,DataX)1名
CompTIA ADDITIONAL PROFESSIONAL(Project+,CTT+, Cloud Essentials)89名
Microsoft Role-based Certifications level Expert27名
Microsoft Role-based Certifications level Associate110名
Microsoft Role-based Certifications level Fundamentals69名
Microsoft Role-based Certifications level Specialty1名
ORACLE MASTER関連42名
AWS認定:Associate4名
AWS認定:Professional3名
Professional ChromeOS Administrator Certification18名
Google 認定教育者(レベル1、レベル2)16名

環境構築関連資格

資格名人数
1級建築士22名
2級建築士21名
1級建築施工管理技士62名
2級建築施工管理技士34名
1級管工事施工管理技士10名
2級管工事施工管理技士1名
1級電気工事施工管理技士24名
2級電気工事施工管理技士10名
1級電気通信工事施工管理技士17名
2級電気通信工事施工管理技士2名

人材育成を担うウチダ人材開発センタ

内田洋行グループでは人材育成を担う組織として 「株式会社ウチダ人材開発センタ」を設立しています(1996年4月)。
ヒューマンスキルとICT教育のプロフェッショナル集団として、新入社員からマネジメント層に至るまで、幅広く能力開発を行っています。

『ヒューマンスキルとICTスキル·リテラシーを学ぶ』

株式会社ウチダ人材開発センタは、「教育サービス」と「人材サービス」において28年の経験と実績を持ち、次代のICT社会で活躍する企業人の育成と、企業や学校で活躍する人材を派遣·紹介しています。「教育サービス」においては、基礎的ITリテラシーから高度IT技術までのICT教育、職種別や階層別のヒューマンスキル研修など、ビジネスパーソンに必要なスキルやマインドチェンジ教育を、最新のメソッドと充実した講師陣で提供しております。


延べ616社 3,003名の新入社員が受講

延べ616社 3,003名の新入社員が受講

グループの人材育成を節目でサポート

研修講師の声 ~大事なのは知的好奇心~

「21世紀を生きるに相応しい思考·行動様式を持ち、主体的にキャリアを切り拓くウチダパーソン」を育成するために、教育研修担当者としては、研修の場が「意識改革·行動改革のきっかけ」となるように心掛け、合わせて現場管理職とは若手社員の学習状況を共有しています。指導した新入社員は各現場のリーダーに成長し、頼もしい姿を見せてくれています。私も共に成長していくために、新入社員からマネジメント層に至るまで、これからの時代に求められる考え方やスキルをアップデートしながら、ウチダグループ社員の知的好奇心を喚起するような研修を提供していきます。

写真左:ウチダ人材開発センタ 取締役(内田洋行グループ研修担当) 村山裕介氏

ウチダ人材開発センタ 取締役(内田洋行グループ研修担当) 村山裕介氏

最終更新日付:2025年5月7日

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