株式会社大林組 様
「東京スカイツリー」の施工を手がけるなど、日本を代表する総合建設会社として知られる大林組様。2013年4月、マイクロソフト社の Office 365 導入をきっかけに、それまで社内の別システムで運用していた文書管理システムと、個人やグループでファイル共有できるキャビネットシステムを、SharePoint Online を基盤とするシステムに移行することになりました。内田洋行では、文書管理システムとキャビネットシステムそれぞれのサイト構築からその後の展開と運用まで、幅広く支援させていただいています。
導入製品・サービス | SharePoint(シェアポイント) 導入・活用支援サービス |
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主な導入効果 | SharePoint Online への移行/SharePoint の社内活用 |
(写真左から)
内田洋行 芳野寛史、石田貴之、大林組 太田洋行様、オーク情報システム 石川泰章様、中谷朋珠様、大林組 横山勲治様
■SmartAmigo テンプレートのテスト導入で懸念事項を事前に検証
SharePoint Online へ移行する上での懸念事項であったバージョンアップによる影響を確認するため、先行利用部門での試行を兼ねて、SmartAmigo のテンプレートをテスト導入していただきました。
「スクリプトなどで作り込みをしたところに画面崩れなどが発生し、バージョンアップによる影響が非常に大きいことを実感しました。SharePoint Online は当社にとってはじめて導入するシステムであり、社内に知見がなく不安も大きかったので、内田洋行さんのバージョンアップ対応を間近で見ることができ、とても参考になりました。」(オーク情報システム 運用サービス第二部 イントラネット基盤運用グループ 石川 泰章 氏)
■先行ユーザーとしてのノウハウを活かし、運用後の確実なサポートまでを約束
文書管理システムは、要件で求められた機能とアップデートによる影響をバランス良く考慮したシステムとして構築し、2014年6月から運用を開始しました。
「操作性やユーザーインターフェースを考慮しながらも、標準機能だけで無理のない運用を実現したいというこちらの意図を深く理解した提案が、選定における最大の要因になりました。また、内田洋行さん自体も SharePoint Online を利用されており、先行ユーザーとしての知見、ノウハウをフィードバックしてもらえることも大きなポイントでした。さらに提案を通じて、品質の保証やアフターサポートに対する確かな体制があることが分かり、その後の運用を含めて任せることができるという安心感を得ることができました。」(大林組 グローバルICT推進室 情報基盤整備課 担当課長 横山 勲治 氏)
■運用上のルール設定やマニュアル作成もお手伝い
2014年7月に利用を開始したチームサイトでは、イントラネット上のファイル保管庫だったキャビネットステムから運用方法が大きく変わるため、そのルール決めや社員への周知が課題の1つになっていました。
「旧システムでは、ユーザーがファイル単位にアクセス権を付与することができましたが、チームサイトでは、レスポンスを維持するために、サイト単位にアクセス権を付与するように運用を見直しました。そこで、運用上のルール検討から内田洋行さんにご相談し、チームサイトの作成や設定の手順などのマニュアルもつくっていただいたことで、スムーズな運用開始につなげることができたと考えています。」(オーク情報システム 運用サービス第二部 イントラネット基盤運用グループ 中谷 朋珠 氏)
■パッケージの制約を配慮しつつ、文書を組織別に階層化し利便性も高めた文書管理システム
運用支援のプロとして、ユーザーとして継続的なサポートを提供
「SharePoint の導入・運用支援における豊富な実績をお持ちであり、かつ SharePoint Online の先行ユーザーでもある内田洋行さんに支援していただけることは、とてもありがたいですね。定例会では、運用をしていく中で発生した新たな課題に対する解決のご提案をいただくほか、ユーザー同士として情報交換なども行っています。SharePoint は Office365 の中でも、最も発展途上にあるサービスであり、 VideoやDelve など、次々と提供される新しいサービスに追いつけない状況です。ユーザーの立場として、そうした悩みを共有しながら相談に乗っていただき、とても心強く感じています。今後も、SharePoint をより有効に使いこなせるよう、お互いが役立てる情報共有・交換をしたいと思っています。」(大林組 グローバルI CT推進室 副部長兼情報基盤整備課長 太田 洋行 氏)