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【食品ITフェア2022 オンライン】 食品工場を取り巻くリスクと危機管理のポイント

2022/7/29 [食品,セミナーレポート]

食品工場が考えるべき危機管理は、製品異常の市場回収対策だけでなく、新型コロナなどの感染症対策、外国人実習生問題、脱プラ、フードロス、長期停電対策、災害対策など、工場を取り巻く環境は厳しいものになってきています。世の中の変化をどうつかみ、対応していくべきかを考えるヒントを解説していきます。

食品安全教育研究所
代表
河岸 宏和 氏

まず危機管理の担当者を決める

今年(2022年)の2月11日、新潟県の米菓メーカーの工場で火災が起き、6人の方が亡くなりました。どうしてこのような事故が起きてしまったのでしょうか。もし、この亡くなった方たちが自分にとって一番大切な人だったら……。危機管理はこう考えることから始まります。

皆さんの食品工場にも、日々、従業員の方が働いています。その人たちは、誰かにとって大切な人であり、会社にとっても大切な人です。その大切な人の安全を守るのが、危機管理を考えるべき人の重要な仕事の一つです。

危機管理の図

皆さんの工場では、そういった火事が起きないように考えるのは誰でしょうか。その担当者をまず明確にしてください。これは今すぐできることであり、危機管理の最初のポイントです。

危機の発生可能性と経営への重要度

こんな想像をしてください。
大雨の日、大地震が発生しました。工場内は停電して真っ暗です。従業員は屋内からなんとか逃げることができました。では、この逃げた従業員はどこに向かうべきでしょうか。食品工場にヒアリングすると、多くの方が「駐車場の片隅で集合」と回答されます。しかし、もし大雨だったら、そこに集合できるでしょうか。

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