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株式会社内田洋行 |
弊社では業務パッケージシステム「スーパーカクテルシリーズ」を発売しております。特に食品業様に多くのご愛顧をいただいており、食品業向けERP市場では6年連続シェアNO.1の評価をいただきました。
「スーパーカクテル」は、販売管理・生産管理・原価管理・会計から構成されており、多くお客様の業務効率化を支援しておりますが、「スーパーカクテル」だけでは対応し切れない業務分野もございます。
食品製造業様におけるデジタル化をイメージ図で表現してみました。
本部(イメージ図左)では、受注業務のEDI化のほか、RPA(自動化)やモバイル端末を活用した業務効率化がすでに積極的に進められていることが多いです。しかし工場(イメージ図右)では、製造実績の記録や検査記録を紙につけているなど、デジタル化がまだ進んでいない部分が見受けられます。
▼食品業のデジタル化事例をご紹介
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実際にスーパーカクテルユーザーのお客様の声を聞くと、「日々の帳票は紙で記入していて大変」「記録した用紙の保管場所がない」「システムへの転記作業は手間がかかる」「紙の帳票は集計に時間を要す」など、記録にかかわる悩みを多く耳にします。また、紙の帳票の欠点としてデータ分析が挙げられます。「今日は不良が多いけれどなぜだろう」「作業効率を上げたいがどうしたらいいのか分からない」など、紙の帳票のお困りごともよく伺います。
そこで本日は、Excelで画面設定ができる電子帳票WEBシステム「XC-Gate withスーパーカクテル」をご紹介します。こちらのソリューションは、Excelで作成している帳票をほとんどそのままタブレットで入力することが可能です。
導入効果としては、主に4つです。
①ペーパーレスによる紙や印刷、保管などのコスト削減
②SDGsなど環境保護の観点への貢献
③スマホやタブレットに直接入力することで、システムへの転記業務軽減、転記ミス防止
④情報共有のリアルタイム化やデータ活用
様々な導入効果を実感いただけると思います。
▼電子帳票にご興味のある方へ
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XC-Gateが評価される理由を3つご紹介します。
1つめは、帳票作成が容易であることです。Excel操作のみで画面設計が可能で、Excelのセルに日本語の命令文を入力することでXC-Gateの帳票を作成することができます。その命令文も難しいものではないので、ITに明るくない方でも容易に設計することが可能です。
Excel操作で設計した帳票は、サーバーにアップロードすることで自動変換されます。自動変換されましたら、タブレットやスマートフォンからサーバーへ通信して入力することが可能です。
類似製品の多くは、Excelで設計したあとに専用ツールを介して独自アプリに変換します。このような専用ツールを挟むと、そのツール独自のスキル習得に時間を要すため、結果、システム稼働までに余計な時間がかかってしまいます。XC-Gateであれば、Excelのみで帳票設計が可能なので、形式変更などのメンテナンスも容易です。
2つめは、システムの保守性が高いことです。XC-GateはWEBシステムなので、端末ごとに独自アプリをインストールする必要はありません。独自アプリだと、システムのバージョンアップや端末の故障時に独自アプリの再インストールが発生しますが、WEBシステムはその手間が不要です。サーバーのみメンテナンスを行っていれば、端末のブラウザからすぐにアクセスして使用することができます。
3つめは、IoT展開が可能であることです。有償のオプションにて、製造現場の装置の制御に使われるコントローラー「PLC」(プログラマブルロジックコントローラー)との連携拡張が可能となっています。
製造現場では機械データをExcelで記録して集計しているケースも多いと思いますが、このデータとXC-Gateを組み合わせることが可能になります。例えば日報と組み合わせることで、業務の改善ポイントの発見につなげられます。また、タブレットなどから設備状況を閲覧できるようにもなるので、この機能をきっかけにさまざまなIoT展開を図ることができるでしょう。
XC-Gateのシステムについて少し説明させてください。システムの画面は、利用者用と管理者用の二つがあります。利用者用の画面ではタブレットなどでデータ入力やデータ検索ができます。管理者用の画面ではPCからExcel帳票の登録や利用者の管理などができます。運用フローは次の通りです。
まず、管理者がExcelにて帳票を設計します。次に、作成した帳票をPCからサーバーにアップロードして登録。するとWEBアプリに自動で変換がかかります。そして、利用者がスマホやタブレットでサーバーにアクセスし、そこから帳票を引き出して製造実績などを入力して返送します。そのデータがサーバーに入れば、管理者が集計し直したり、基幹システムや情報分析ツールに連携させたりすることができます。
実際のXC-Gateの利用で多いのは、日報やチェック表などの電子化です。食品企業においては、衛生点検や温度記録、HACCP記録などの電子化としてご利用いただくケースも多々あります。もし点検・確認・報告などの作業を定型フォームの紙で行っているようであれば、XC-Gateで電子化を図ることができます。
食品製造業の現場では、原材料の受入から保管・計量・調合・加熱・冷却・包装・検品・出荷まで、各工程で記録することがあり、その帳票類も数多くあります。これらの記録・保存・集計・分析をXC-Gateで一元管理できるのです。食品製造業で想定されるXC-Gateの利用シーンを、工程のフローでまとめてみました。
工程に直接ひも付けられる帳票はいろいろあり、例えば原材料受入チェックシート、製造指示書、実績記録、製造機械点検記録、冷蔵冷凍庫の温度記録表などです。また、工程に直接ひも付かない帳票もあります。例えば、害虫駆除の記録や従業員の体調チェック表などです。これらすべての帳票をXC-Gateで電子化することで、記録から保存、集計・分析まで一元管理することが可能です。
特に、製造指示・実績記録についてはスーパーカクテルユーザーのお客様からも多数の要望がありました。通常は、スーパーカクテルから製造指示を出すと、現場では印刷された指示書に手書きで実績を記入し、事務所に戻ったところでスーパーカクテルに転記するという流れとなっています。この紙で記録している部分をスーパーカクテルとXC-Gateを連携させることで、現場でタブレットなどからデータ入力が可能となりました。
連携の仕組みは上の図の通りです。スーパーカクテルで製造指示を入力すると、その指示データがXC-Gateに流れます。そうすると、現場のタブレットなどでその指示データを見ることができ、その指示に沿って製造実績の入力が可能になります。また、入力した実績データについては、スーパーカクテルが一括取り込みをしますので、わざわざ転記することなくデータ連携ができます。
※製造指示・実績入力の連携は標準機能ではございません。連携可能なことをメーカー検証しておりますが、お客様固有の製造指示書に合わせて連携対応する必要があります。
以上、Excelで画面設定ができる電子帳票WEBシステム「XC-Gate withスーパーカクテル」のご紹介をさせていただきました。
本ソリューションの活用で、まだまだ紙の多い製造現場のデジタル化を推進いただけます。記録のデジタル化で情報をリアルタイムに一元管理し分析を行うことが、生産性向上のための取り組みためのアクションにつながると考えております。
実際のセミナーでは、デモンストレーションにて画面イメージをご紹介しております。
ご興味ある方はぜひ問い合わせ窓口や担当営業までお問い合わせくださいませ。
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