株式会社内田洋行 |
スーパーカクテルCoreは、お客さまの企業競争力を支援する基幹業務システムです。
1997年にリリースして以来、お客さまの業務改善、経営品質の向上を目指して進化してまいりました。現在450細業種、6,500本以上の導入実績があり、特に食品・化学品業等のプロセス型製造業の企業様に多く採用いただいています。
昨今、DXが企業様の課題となっていますが、スーパーカクテルCoreはビジネスプロセスのデジタル化によって新たな価値を生み出そうとする企業様を支援いたします。
スーパーカクテルCoreは、現在4製品を展開しています。
スーパーカクテルCoreは、図に示すように、生産管理業務、原価管理業務、販売管理業務、売掛管理業務、在庫管理業務、購買管理業務、買掛管理業務、CRM、会計業務、物流オプションと広範にわたります。
さらに、スーパーカクテルCloudを導入していただくと、サーバーの環境構築と運用保守サービスの24時間365日、フルマネージドサービスをご利用いただけます。
「スーパーカクテルCore 販売」の主な特徴は、
の4点です。
特に注目していただきたい3、4に絞ってご説明します。
●未来在庫から発注計画の立案支援
発注、受注、生産など各種の予定データを用いて日別の未来在庫を算出する機能です。発注点やリードタイムを加味して必要発注数を算出しながら、過去実績や販売計画を参照し、適正在庫を実現するための発注や製造指示につなげる機能を強化しました。
たとえば、どのタイミングで原材料や製品、在庫が不足するのか、あるいは余るのかといったことが把握でき、在庫の適正化に貢献できます。今回さらに、入出荷実績、在庫数、マスタ情報といった各種データを、需給コントロールソリューションへ連携させることで、スピーディに精度の高い販売予測を算出できます。
※需給コントロールソリューション連携(例:φ-Pilot series/開発元:株式会社フェアウェイソリューションズ)
●柔軟なデータ活用
スーパーカクテルCoreは、様々なデータを抽出して活用することができます。たとえば、帳票データの中から必要項目を任意の並び順で抽出し、Excel、CSV形式、XML形式、PDFで出力可能です。
また、自由帳票という機能もあり、スーパーカクテルのマスタデータやトランザクション、サマリデータなど様々なデータを自由に選択し、必要な形式で出力することが可能です。
「スーパーカクテルCore 生産・原価」の主な特徴は以下の4点です。
特に注目していただきたい1、3について説明します。
●製造業務全体を最適化
製造・販売一体型のシステムにより、分断されていた販売計画〜製造〜物流までの一連の業務プロセスをシームレスに繋げ、業務改善に関わる情報を一元化します。
過去の売上実績、現状の受注データから、販売計画を策定し実行、予実対比し分析、改善するというPDCAサイクルを回せるような仕組みになっています。
最新バージョンでは、受注見込みデータから生産計画を作成する機能が追加され、より精度の高い生産計画の立案が可能になります。
●運用に合せた原価計算
過去の実績データや計画データを参照し、試算用マスタを設定することで、損益分岐点分析を簡単に行えます。原価や粗利をシミュレートする「シミュレーション機能」があります。
たとえば、労務費、経費、原材料費の変動が原価にどのような影響を与えるのか、販売情報とも連動し、販売価格をシミュレーションできます。この機能の活用によって、新製品開発時の売上単価や原価、販売数量目標シミュレーションや、原料価格変動時の単価見直しシミュレーション、製造ライン変更時のコストシミュレーションが迅速になります。また、シミュレーションで使用するマスタは、実運用のマスタと分離されており様々な変動要素を実運用に影響することなく設定・分析に使用できます。最新機能では、複数条件のシミュレーション結果を比較する機能を追加、より多角的な分析をご支援します。
スーパーカクテルCoreの新機能はたくさんありますが、今回はそのうち2点についてご紹介します。
「出荷」「入荷」「入出庫」「払出」といった庫内作業における在庫業務を支援することで、業務の効率化、在庫精度の向上を目指しています。
大きな特徴は、以下の3点です。
「スーパーカクテルCore販売」の在庫管理は、基本的には固定棚場での在庫管理です。複数の保管場所がある場合、フリーロケーションという形で管理ができる機能を追加しました(保管効率の最適化)。
さらに「ロケーション別引当機能」によって、保管場所や棚番を明示することができるため、品物を探す必要がなく、誰でもピッキング作業ができるようになりました。
もう1つの強化ポイントが、生産業務の拡張です。
製造指示に基づいて現場で使う原材料の払出しを行う際にも、「この倉庫のこの棚にある原料をこの製造ラインに持ってきてください」という指示を出すことができ、誰でも作業ができるようになりました(作業の標準化)。
スーパーカクテルCore販売およびFOODsに、物流オプションを加えることで、たとえば在庫物品にロケーション情報(フロア・棚番)を付与し、ピッキング作業を効率化する、倉庫での受払実績がスーパーカクテルCoreに直接連携しているため入力の手間が省けるなど、業務改善に貢献できます。
また、食品業の企業様に向けた充実したトレーサビリティ機能があります。
原材料や製品のロット管理、消費期限管理のほか、ロット単位でのトレースバック、トレースフォワードにより、急な問合せがあっても迅速で的確な対応が可能となります。問題が発生した場合には、該当する原材料を使用した製品がどこに出荷されたのか、いつ、どこから仕入れた原材料なのか等、生産情報と販購買情報を自動的に一元管理されます。
さらに、QRコードやRFID、自動認識機器を使って、原材料の入荷〜製品の出荷まで、工場内でのモノの動きを管理するトレーサビリティシステムと連携すれば、さらに詳細のトレーサビリティ情報と連動され品質管理の強化を実現することができます。
※トレーサビリティシステム連携(例:Trace eye FOOD-Pro/開発元:株式会社サトー)
●メール配信の自動化
スーパーカクテルの帳票プログラムは、ほぼ全て電子文書(PDF形式)として保管可能です。帳票配信サービス「AirRepo(エアレポ)」のメール配信機能を標準搭載しました。これを活用して、PDF出力した帳票を事前に設定されたメールアドレス宛に自動配信することが可能。発注書・納品書・請求書の帳票配信は、スーパーカクテルの画面上からでき、配信した帳票は電子帳簿保存法にも対応し、内田洋行の「証憑保管オプション」に自動保管、大幅な業務効率化を実現します。
メールの配信は、取引先宛だけでなく、社内連絡にも利用可能です。例えば、売上日報を社内へ配信したり、営業倉庫へ出荷依頼(ピッキングリスト)をしたりする場合など、わざわざメールをしなくても送れるようになります。
●伝票添付文書の保管と検索機能
伝票入力画面から、対応する帳票の紐づけとアップロードができます。電子帳簿保存法の検索要件に対応する情報を付与して保管・検索も可能です。また、クラウドサービスに情報をアップロードすることで、スーパーカクテル管理外の帳票もあわせて一元管理できます。
* Web配信やFAX配信機能を使用したい場合は、別途「AireRepo(エアレポ)」の契約が必要です。
今回ご紹介した機能以外にも様々な機能強化を行っております。
スーパーカクテルCoreは、今後もご採用いただいているお客さまの声を製品の改善・開発に活かしていきたいと考えています。
▽ご興味がある方は製品カタログもご覧ください
【ダウンロード(無料)】スーパーカクテルCore 総合カタログ
【ダウンロード(無料)】スーパーカクテルCore FOODs 総合カタログ
【ダウンロード(無料)】AirRepo ご紹介リーフレット
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