経営主体 | 社会福祉法人 聖風会 |
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理事長 | 近藤 常博 様 |
施設長 | 雨宮 恵子 様 |
サービス | 特別養護老人ホーム・ショートステイ・認知症対応型デイサービス |
所在地 | 〒121-0061 東京都足立区花畑4-20-1 |
URL | https://www.seifuukai.or.jp/facility/asukaen.html |
絆Core タブレットシステム、総合記録シート導入事例
特別養護老人ホーム 花畑あすか苑 様

個別支援で地域に信頼される施設を目指す
サービス | 特別養護老人ホーム・ショートステイ・認知症対応型デイサービス |
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所在地 | 東京都足立区 |
導入システム |
絆Core 介護情報タブレットシステム 絆Core 介護情報総合記録シート |
日本最大規模の特別養護老人ホーム花畑あすか苑様は、2016年の開設当初から「絆」を導入。業務の効率化で人材確保を、データの一元化により利用者様に寄り添ったトータルケアを目指しています。大規模施設での課題と、システム導入の効果や今後の展望についてお話を伺いました。
「トータルケア」は、ユニットケア先進施設の多様な実績をもとに「全国高齢者ケア研究会」が開発したものです。現在または将来の入居系事業所の利用者様の要介護度上昇に対応する「重度対応型ユニットケア」ともよばれています。
課題&導入効果
- 課題
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- ・職員の確保のため業務改善の必要があった。
- ・介護の記録もれが発生することがあった。
- 導入効果
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- ・記録にかかる作業時間が短縮できた。
- ・記録忘れ、記録もれがなくなった。
- ・他職種の記録を一覧できるため利用者様の変化に気づきやすくなった。
- ・ミスや記録もれが発生してもすぐに対処できるようになった。
- ・利用者様に寄り添う時間が増え、サービスの質が向上した。
インタビュー動画はこちら
導入の背景
介護保険スタートから絆を導入
使い勝手のよさから新施設でも採用
――絆および総合記録シートを導入された背景を教えてください

※総合記録シートとは
全国高齢者ケア研究会が開発した「トータルケア」の中核となる記録シートです。利用者様の健康状態を総合的に把握し、より適切なケアを可能にします。
総合記録シートは利用者様の健康状態を総合的に関連づけて把握するトータルケアのファーストステップです。
食事量、水分量、排せつ状況、服薬、バイタルサインなど、利用者の状態把握に必要な情報が、1シートに一元化されて全て入っています。看護・介護・栄養・ケアプランの実施記録を元に、体調変化の要因となるさまざまな項目を総合的にみることができます。
――施設の開設にあたり、課題となっていたのはどのようなことでしょうか
――導入にあたって苦労したことはありますか?
従来は「総合記録シート」を手書きしていたのですが、絆Coreでシステム化されたので開設と同時に導入しました。
- 木材をふんだんに使用し明るく広々とした室内。
- 全室個室ユニットケアを導入し、利用者様一人ひとりのニーズに合った質の高いケアを行っている。絆Coreタブレットシステムおよび総合記録シートを導入したことにより、記録に要する時間が大幅に短縮され、利用者様への迅速で適切な支援に役立っている。
導入効果
大幅な効率化によるケアの質の向上
――絆Coreタブレットシステム+総合記録シートのメリットは何でしょうか
また、日本語で文章を書くのが難しい外国人の職員も、食事を食べたか残したか、体温、トイレの時間など、簡単なデータの入力はできます。まず、そこから慣れてもらっています。また、記号やマークなども取り入れています。
――業務にはどのような変化がありましたか?
また、ご家族がいらしたときに、最近の状況を細かくご報告することができますし、前の担当者がご家族とどんな話をしたかも記録に残っているので、その続報をお伝えすることもできます。利用者様だけでなく、ご家族にも喜んでいただき、信頼関係構築にも役立っています。
――現場の職員からはどのような声があがっていますか?
――総合記録シートは、1枚の紙に出力することができます。その点はいかがですか。
日々の記録を1週間通して一覧することで、利用者様の小さな変化にも早く気づけることもメリットですね。
- 業務の効率化により、ケアの質を向上
- データは総合記録シートに集約される
絆フル活用委員会を発足し、より有効活用を検討中
――どんな課題があったのでしょうか?
今後の展開
見守りセンサーとの連携で、
よりいっそう個別支援の質を高めたい
――今後はどのようにIT を活用していきたいとお考えですか?

※眠りSCAN(パラマウントベッド社製品)とは
眠りSCANは、シート状のセンサーをマットレスの下に敷きこむだけで、身体に何も装着することなく、ベッド利用者様の呼吸数や心拍数、睡眠状態、覚醒、起き上がり、離床動作などを遠隔でもリアルタイムに把握することができるセンサーです。眠りSCANと絆Coreが連携することで、絆Coreの利用者台帳で データを一元管理し、より利用者様のサービス向上につなげていきます。
