文書自動配信サービス導入事例
株式会社水産流通 様
「エアレポ」を活用
業種 | 水産物の加工・販売・流通業 |
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導入システム | 文書自動配信サービス「AirRepo(エアレポ)」 |
株式会社水産流通(以下、水産流通)様では、独自の基幹システム「SSS(シーフードサプライシステム)」を構築し、変化するお客様ごとのご要件に応じて柔軟に対応を続けてきました。2019年より、拠点ごとに設置していたシステムをAWS(Amazon Web Service)へ移し、システムの安定稼働と管理業務の効率化を実現されました。それと同時に、取引先へのFAX送信を最適化すべく、エアレポをご採用いただきました。伊丹水産センター センター長であり、事業本部業務責任者を兼任される伊藤徳士様にお話をお聞きしました。
課題&導入効果
- 課題
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- ・メーカーへのFAX発注書到着時間を早めたい
- ・各拠点の複合機が故障したら送れなくなるというリスクを解消したい
- ・自社内製の仕組みと連携したい
- 導入効果
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- ・データの一括処理となるため、メーカーへの発注書到着時間を前倒しできた
- ・クラウドサービスからの送信になるため、複合機を経由せず送信することができるようになった
- システム全体構成図
導入の背景
システムの載せ替え・機能アップに伴いエアレポ導入を決定
AWS化により、各センターの状況がリモートで分かるようになり、維持管理の工数が大きく削減できました。載せ替えだけでなく生産性向上のための機能追加も行ったのですが、その中のひとつがエアレポでした。
導入の決め手は、基幹システムと一緒にオールインワンで内田洋行がサポートしてくれることですが、自社内製のシステムともスムーズに連携できることも一因でした。
導入の効果
FAXによる発注業務に適用
エアレポ導入前は複合機の機能で自動FAXをしていましたが、それでも一件一件処理をするため、50社目は着時間が遅くなります。複合機が故障したら送れないリスクもあります。
エアレポを導入することで、データの一斉送信のためメーカーへの着時間が早くなりました。また、これは副次的な効果ですが、FAX発注に対してもらう返信がきれいになり、字の潰れなどがなくなりました。こちらから送っているものが 、データを直 接送るのできれいなのでしょう。
FAXでの発注自体は今後も残る見込みです。取引アイテム数が少なくEDIといった連携手法には至らないメーカーもありますし、規模が小さい会社も多いのです。発注はFAX・メールどちらでも対応しているのですが、先方の希望はFAXが多数です。
今後の展望
発注以外の業務にも適用
生産・加工・流通・消費のスマートリレーを目指して
業務の効率化・IT化という課題に対して、RFIDが一つの解ではないかと思い、実証実験を進めています。その他にも、今後AIや画像処理を使って、誰でも商品や規格の判断ができる仕事に変えていきたいと考えています。内田洋行には是非フットワーク軽く、様々な会社と連携して提案をしてほしいです。
トップからのメッセージでも発信しているように、情報と技術を取り入れ、生産・加工・流通・消費までをスマートにするのが会社の役割だと思っています。そうすることで、中間コストを抑えて新鮮なまま商品を消費者にお届けし、消費と流通が健全に回るようにする一助となりたいと考えます。
企業名 | 株式会社水産流通 |
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事業内容 | 主に水産物のプロセスセンター 水産物の仕入れ、加工、販売、販促企画 |
代表者 | 代表取締役社長 長本 克義 |
資本金 | 2億円 |
従業員数 | 330名(2023年5月現在) |
所在地 | 東京都中央区 |
URL | http://suiryu.co.jp/ |
株式会社水産流通は、豊洲の大卸マルナカグループで、ホウスイとニッスイを株主として水産物の仕入れ、加工、販売、販促企画などを行う水産業のプロセスセンターを展開しています。約27年前、日本水産(現在のニッスイ)の一部門である水産流通部として、大手流通の水産加工部の要望に応えて、小売センター業務に特化して分社化したのが始まりです。
水における水道インフラ(すなわち、必要な時に必要な場所に必要な品質を必要な量だけ供給する仕組み)を水産物の世界で築くことを目指し、サプライチェーンの最適化を着実に推進してゆくことで、水産物の鮮度と美味しさを安心とともに店舗にお届けし、人々の豊かで安定した食生活をお手伝いし続けて参ります。
株式会社水産流通は、豊洲の大卸マルナカグループで、ホウスイとニッスイを株主として水産物の仕入れ、加工、販売、販促企画などを行う水産業のプロセスセンターを展開しています。約27年前、日本水産(現在のニッスイ)の一部門である水産流通部として、大手流通の水産加工部の要望に応えて、小売センター業務に特化して分社化したのが始まりです。
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