[概要]
・食品ロス削減の取り組み状況
・食品ロス削減の目標設定
・食品ロス削減の取り組み内容
・食品ロス削減の今後取り組みたい内容
・食品ロス削減におけるIT活用状況
・食品ロス削減のIT活用における目標設定
・食品ロス削減で活用しているIT活用法
・食品ロス削減で活用予定のIT活用法
調査対象:食品業に携わっている人
調査時期:2020年4月8日(水)〜2020年5月13日(水)
調査地域:全国(日本)
調査方法:用紙ならびにインターネット調査
有効回答者数:363人
調査実施主体:株式会社内田洋行
調査実施機関:株式会社パワー・インタラクティブ
回答者の属性は、業種では「食品製造業」が48.5%と約5割、「年商」では100億円未満が46.3%と5割近く、100億円以上が35.8%と4割近くを占める。
【図表1-1】業種
【図表1-2】年商
食品ロス削減の取り組み状況は、「全社的に取り組んでいる」が39.1%と約4割を占めている。一方、「特に動きはない」が32.0%と3割強を占め、ニ分したかたちになった。
【図表2-1】食品ロス削減の取り組み状況
食品ロス削減におけるIT活用状況は、「既に活用している」のは21.0%とまだ2割強。「今後活用する予定」が34.6%と最も高くなっている。
【図表3-1】食品ロス削減におけるIT活用状況
食品ロス削減におけるIT活用状況は、「既に活用している」企業は、目標を達成している割合が38.2%と比較的高い。一方、「今後活用する予定」の企業では、目標未達ならびに目標未設定がそれぞれ37.5%と、「既に活用している」企業とは逆の割合となっている。
【図表4-1】食品ロス削減におけるIT活用状況(マトリックス図)
「既に活用している」と回答した人のIT活用法は、「需要予測システムによる廃棄ロス、機会ロスの削減」が58.8%と最も多く、「在庫管理システム」が50.0%で続く。また、今後予定するIT活用法は、「在庫管理システム」が45.4%と最も高く、「生産管理システム」が40.2%で続く。
【図表5-1】食品ロス削減のために活用しているIT
【図表5-2】食品ロス削減のために今後活用予定のIT